時短&栄養不足解消!スーパーのカット野菜を比較してみた
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皆さん、カット野菜って普段よく使っていますか?切るという手間が省けて非常に便利である一方、「普通の野菜と比べて栄養価はどうなんだろう?」と気になったことはありませんか?
私もこれまで、栄養面が気になりカット野菜を利用することはほとんどなかったのですが、先日ある新聞で「カット野菜の栄養価は通常の野菜と遜色ない」という記事を読み、「そうなのか!」と驚きました。
そこで今回は、「カット野菜の栄養は?」「カット野菜の種類は?」など、カット野菜について調べたことをご紹介します。
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カット野菜について
気になる栄養価と安全性
調理にかかる手間を省くという意味で、便利さにおいてはとても優秀なカット野菜。さて、では肝心の栄養価や安全性はどうなんでしょう。
産経新聞で女子栄養大食物科学研究室の日笠志津准教授が語ったところによると、
基本的には安全と考えて良い。市販されているものは厳しく衛生管理されている。低温で流通・保管し、消費期限を守って早めに食べれば問題ない。デメリットについては、やはり、風味や香りは普通の生野菜の切りたてには劣ってしまう。栄養価については、念入りに洗浄されることもあり、ビタミンCなど水溶性の栄養成分が2~4割程度流出しているとの調査もある。ただ、それらは家庭で普通の生野菜を洗っても流出するもの。
ということでした。
また、平成30年度全国栄養士大会で日本獣医生命科学大学の佐藤秀美客員教授が講演した内容によると、
「生野菜」と「市販カット野菜」の成分を比較した研究や栄養素等の理化学特性を踏まえると、市販カット野菜のビタミンやミネラルの含有量は生野菜とほぼ遜色ないレベルと言えます。一方、購入した生野菜を冷蔵庫で保存すると、調理や加工の過程で損失が大きいビタミンCは、保存中に急激に減少するという研究結果が報告されています。
家庭における保存状況によっては、購入後すぐに食べることの多い市販カット野菜の方が生野菜よりも栄養価が高い可能性も大きいです。「冷凍野菜」についても、生野菜を家庭でゆでた場合とほぼ同等のビタミンC含有量である研究結果が示されました。
とのことでした。
冷蔵庫の中でしなびてしまった野菜を食べるよりは、カット野菜の方が栄養価が高い場合もあるということなんですね。なんでも新鮮さが大切!
カット野菜について調べていると、「カット野菜は殺菌・食毒に次亜塩素酸ナトリウムが使用されているから危険」という内容の記事をたくさん見かけました。この点については、カット野菜メーカーに勤務経験のあるラグさんとkunitakaさんがそれぞれのブログで書かれていますので参考にしてみてください。お二人のブログを読む限りでは、健康に害を及ぼすような薬剤が使用されているわけではないということがわかります。
注意点
厚生労働省が推奨している成人1日の野菜摂取量は350グラムですが、「平成29年国民健康・栄養調査」によると実際の摂取の平均値は288グラムだそうです。
カット野菜などをうまく活用して、手軽に野菜摂取量のアップをはかれたらいいですね♪
ただし、目標量である350グラムの約1/3は緑黄色野菜からの摂取が望ましいとされています。市販のカット野菜は、淡色野菜が多く緑黄食野菜の量が少ないので、生の野菜や緑黄色野菜も合わせてしっかり摂ることが大切です♪
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カット野菜の種類
近所にある大型スーパー3店舗でどんなカット野菜が売られているのかチェックしてみました。
イオン
近所にあるイオンは大型なので、もっと品数がたくさんあると思っていたのですが、意外にも3店舗の中でカット野菜の売り場は一番小さかったです。
季節がら、鍋関連のカット野菜がよく売れていました。サラダ用のカット野菜はほとんどなく、鍋、野菜炒め、ラーメン、焼き肉、カレーなど調理に使う材料としてのパックがほとんどでした。
イズミヤ
イオンと比べるとカット野菜の種類が豊富でした。サラダ用も充実しています。
夕方4時半頃に来たのですが、すでに売り切れてしまっている商品もちらほら。
10品目のサラダ(298円)
温野菜サラダ(198円)
7品目のミックスサラダ(158円)
夕方の値引きタイムを狙って買ったらお得ですね♪
西友
3店舗の中で一番、カット野菜の種類が充実していました。価格も他店よりお得!
コールスローミックス(88円)
和風ミックスサラダ(147円)
10種類の野菜サラダ(147円)
緑黄色野菜ミックス(197円)
9品目もの野菜をそろえようとしたらお金がかかる!!カット野菜だと経済的!!
キムチ鍋セット(297円)
料理に応じた様々な種類のカット野菜が充実していますね!
さいごに
3つのスーパーを見る限り、カット野菜の消費期限は2~3日のものが多かったです。産地も野菜ごとにしっかり明記されており、その点も安心できます。
カット野菜をうまく使うことで、何かと忙しいママにとって『時短を叶える強い味方』になるのではないでしょうか。
私も忙しい時や料理を作る気がわかない時には、大いにカット野菜を活用していこうと思います♪
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