さかなつり子の部屋

万年ダイエッターの二児のオカンブログ

公文の英語の効果は?いつから始めるのがいい?

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こんばんは、さかなつり子です。現在小学2年生の息子は、小1の6月から算数と国語、小2の夏休みから英語を習っているのですが、「やってて良かった公文式」ならぬ、「やって良かったか公文式」について、率直な感想を書きたいと思います。特に、ぶっちゃけ公文の英語ってどうなん!?」という点を重点的にお伝えしたいと思います。

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公文を始めたきっかけ

小学校入学時には、何も習い事をしていなかった息子。私も旦那も、習い事は特に急ぐ必要はないかなと思っていたのですが、息子と同じクラスの仲のいい子が学研を習い始めたようで、小1の5月頃に「僕もやりたい」と言い出しました。

そのお友達が通っている学研は、我が家から歩いて2分くらいのところにあり、距離的には最高なのですが、我が家は「学研か公文か」で特に迷うことはなくあっさり公文に決まりました。というのも、旦那が子どもの頃に公文を習っていたことと、息子自身が友達と同じ学研に行きたいという希望があるわけではなく、「学研でも公文でもどっちでもいいわ」というスタンスだったことがその理由です。

勉強系の習い事を始めるのであれば、「自主学習する習慣を身につけてほしい」「学ぶこと・知ることの楽しさを知ってほしい」というのが私たち夫婦が一番に求めるものだったので、自分のペースでどんどん学習を進めていける公文を選びました。

教室をどこにするか

公文にすることはあっさりと決まりましたが、教室選びは慎重に体験学習を重ねながら決めました。私は仕事のため送迎はできないので、息子が一人で歩いて行ける距離にある教室に絞ると候補は3つでした。自宅からの距離が近い順からA、B、Cとすると、結論として、現在一番遠いCに通っています。自宅から歩いて20分程の距離です。

Aの先生は60歳代くらいのおばあさんで、いかにも公文一筋のベテラン先生っぽい感じでした。息子が通う小学校と同じ学区内にあり、子どもたちも大勢通っている大きめの教室でした。家からも近いし、同じ小学校の子も多数通っており、立地的には申し分なかったのですが、ここは1回目の体験学習でやめました。

私がまず気になったことは、子ども達の私語の多さ。先生達は特にそれを注意する様子もなく、それが当たり前のような雰囲気。次に気になったのが教室内の座席配置。長机の向きが縦だったり横だったりバラバラで、子ども達の座る向きもあっちゃこっちゃ向いている状態。そこにたくさんの子どもたちがわらわらと座るのでとってもごちゃごちゃした感じでした。仲の良い子同士が隣に座るものだから、私語も飛び交います。集中力のない息子は、ただでさえキョロキョロと気が散りまくっている状態。さらに、体験開始時に事前に学力チェックをしたのですが、その結果説明がほとんどなく、「じゃあこのプリントから始めましょうか~」といきなりプリントを渡されました。当時は小1なので、学力も何もあったもんではないと思うのですが、それでも得意な点や苦手な点、どういうふうにこれから伸ばしていくか等々、しっかり話を聞きたかったのですが全くなく・・・。距離以外に魅力は感じなかったのでお断りしました。

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次に体験に行ったBは、40代くらいの落ち着いた風貌の先生でした。事前の学力チェックテストの結果や今後の進め方などについても詳しく説明してくれたのですが、ここもやめました。

その理由は、先生が真っ赤なマニキュアを塗っていたこと。しかもそれがハゲハゲだったこと。いや、べつにマニキュアを塗るのはいいんですが、子ども達に教える立場であるならば、真っ赤はないやろ~と私は思うわけです。しかも、ハゲハゲだし・・・。なんというかこう、ハゲハゲの真っ赤な爪を眺めながら、この先生には安心してまかせられない・・・と感じたんです。オカンの勘ってやつです。あとは、教室の雰囲気もどことなく陰気くさかったんです。古いマンションの一室だったのですが、薄暗くて、こうなんというか室内に漂うオーラが暗い…。というわけで、特にいいと思うところもなかったのでお断りしました。

最後に体験に訪れたのが一番遠いC。ここもあまり良くなければ改めてどうするか考え直そうと思っていたのですが、これが良かった。体験初日から、「この先生なら安心できる!」とビビビと感じました(松田聖子風)。

Cにした決め手を一言で言うと、先生からの説明やアドバイスが論理的でブレがなく、かつ子どもを見る目が非常に優れていると感じたからです。息子が学力チェックテストを受けている最中の様子や結果を見て、息子の苦手なところ(文の内容を理解する等)や改善した方がいいところ(筆圧が強い、気が散りやすい等)を的確に指摘し、その上で解決策もきちんと提示してくれました。

例えば、当時の息子は線でも字でも書く時に非常に筆圧が強く、鉛筆の芯もしょっちゅうボキッと折れる状態。「速いけれど汚く書く」よりかはいいかなと当時の私はあまり気に留めていなかったのですが、先生曰く「筆圧が強い(=書くのが遅い)と、今後計算問題をする時に、脳が字を書く速度に計算速度を合わせてしまうため、計算速度が速くなっていかない」とのことでした。「公文ではできるだけ速く文字や数字を書くことが大事で、読める字ならそれでOK。字を綺麗に書く練習は学校で徹底的にやるから大丈夫」と教わりました。

なので、公文で息子がまず最初に取り組んだ課題は、幼児さん達がやるような線をなぞるプリントでした。使う鉛筆も、学校で使っていた2Bの鉛筆ではなく、公文のこども鉛筆を使いました。少し太めの三角軸なので、正しい持ち方が自然に身につくだけでなく、普通の鉛筆よりも筆圧を入れずに書けるので、息子のように力を入れて書く癖を直すのに最適です。(2Bは4、5、6歳に適しているそうです)

当時の息子は、「字も書けるのになんで小さい子たちと同じやつやらなあかんのやろ・・・」と言っていましたが、結果として、小2の今では計算速度はとても速く、字も綺麗にかつ速く書けるようになっています。AとBの教室では、最初から計算問題や字を書くプリントを提示されたので、もしAかBにしていたらどうなってたんだろう・・・としみじみ思います。

先生への信頼感とあわせて、もう一つの決め手になったことは教室の雰囲気です。子ども達がダラけた感じは一切なく、私語をしようものなら先生からすかさずピシャリと指摘。机も綺麗に並べられ、教室内も明るく整理整頓も行き届いており、『安心感』が漂っていました。

教室を決めるにあたって息子にも感想を聞いたら、Aは「友達がいたら集中できないしやめとくわ」、Bは「優しい先生やった」、Cは「保育園の時の〇〇先生(厳しいで有名)に似てたわ。怖かったけど、教えてくれる時は優しいし、ボクにはCがいいかな」とのことで、親と子の意見が一致したのでCになりました。

公文は教室によって本当に千差万別!同じ月謝を払うなら、信頼できる先生のいる公文を選びたいですよね。これから公文に入る方は体験学習を通してしっかり教室を吟味することをおすすめします❗

公文の算数・国語について

公文の算数は、速い&正確な計算力はつきます。これは確かです。ただ、息子は元々「読解力」が乏しいので、この部分は公文の算数だけでは伸びません。(我が子だけかもしれませんが💦)小学校のテストでも、計算問題はスラスラ解けても、文章問題は何を問われているかがつかみにくく、解くのに時間がかかったり間違ったりもよくしています。なので、読解力や思考力を養うためには、低学年のうちから国語をあわせて学習することが大切だと痛感しています。

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公文は年に1度、各教科ごとの進度が書かれた証書が渡されます。同学年の子達と比べて、自分がどのあたりにいるのかがわかります。

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〇が今学校で習っている内容、☆が公文で学習している内容を表しています。

進度表の上位の子達、小2で高校の課題をやってるってどない!?ビビるわ!

息子は、算数の進度に比べて国語の進度は遅いですが、それでも1年半継続することで、文章の内容を把握する力がだいぶついてきたと思います。1年生の時はたどたどしかった音読も、今ではスラスラと読めるようになりました。字を読む力がついてきた分、読書が面白く感じられるようになったみたいで、今では大好きな歴史漫画や戦国武将に関する本を暇さえあれば読んでいます。読書の習慣がついたのは、公文で文章に触れることをずっとやってきた経験が息子の場合は大きかったと思います。

読解力や思考力を養うことは時間がかかるものだと思うので、これからもじっくりみていきたいと思います。

公文の英語について

 

私も旦那も、子どもが小さいうちから英語を学ばせる必要性は特にないと思っていました。というのも、幼少期は英語よりも、今後あらゆる学習の重要な土台となる論理的思考力を養うことの方が大切だと思っていたからです。英語なんて、中学、高校からでも身につくだろうと思っていました。

私も旦那も一切英語ができないので、説得力0ですが・・・。でも、林修先生も同じようなことをテレビで話していました。

www.lettuceclub.net

なので、息子に英語を小学生低学年のうちから習わせるつもりはなかったのですが、結局小2の夏休みから習っています。

どういうこっちゃ!言ってることとちゃうやん!

事の経過はこうです。小2の7月頃に、公文の先生と面談をしました。この面談は年に1回あり、普段の学習の様子や学力テストの結果などについて話を聞きます。とても熱心な先生で、つい私もあれこれ質問してしまい、制限時間いっぱい(1時間ほど)まで先生と話し込みました。

この中で、先生から英語について説明があったんです。かいつまんで要約すると、「2020年の教育改革を機に、小学校5年生から英語が教科になる。試作段階の教科書を見たが、初めて学ぶ子にとってはだいぶ難しい内容だった。英語に慣れていないと、英語に苦手意識を感じてしまう可能性がある。」というものでした。

☟は、2020教育改革で、英語教育がどう変わるかをまとめたものです。

小学3年生、4年生

・2020年度(2020年4月)からは、小学3年生から英語教育がスタートする。

・小学3年生、4年生は「体験型学習」という形で英語に慣れ親しんでいく。

・体験型学習はアルファベットや外国語のリズム、発音に慣れる事を目的に、年間35コマ(週に1コマ)行われる。歌やゲームなどが中心。

・体験型学習は「教科」ではないため、成績はつかない

小学5年生、6年生

・国語・算数・理科・社会に英語が加わり、5教科となる。

・年間70コマ(週に2コマ)実施される。

・小学5年生、6年生の英語は「教科」のため、成績が出る。

・小学校の間に600~700単語を学ぶ。(2018年度現在中学で扱う英単語数は1,200程度)

さらに、中学校では☟のように変わります。 

中学生

・2020年度(2020年4月)から、中学の英語はオールイングリッシュ(英語で英語を教える)で行われる。

・中学校で覚える単語数は2018年度現在の1,200語程度から、1,600~1,800語まで増加する。

・中学校では、「自分の意見を話す、相手の意見を聞く」という授業が行われる。

これらの英語教育の改革に伴い、大学入試でも今までの「読む」「書く」に偏った試験から「話す」「聞く」「読む」「書く」の「4技能のバランス」が重視されるそうです。

これからの子ども達は大変だわ・・・。昭和に生まれて良かった・・・。

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先生の説明を聞いて、「英語を学ぶことの必要性」はひしひしと痛感しました。ただかねてから気になっていた、「英語を学ぶよりも思考力を鍛える方が今の時期は重要なのではないか」という疑問を先生に尋ねてみました。

先生の返答は明確なものでした。「思考力を今の時期から養うことはとても大事。論理的に物事を考える力はすべての教科の素地になる。だからこそ、国語の学習を通して育んでいきたいと思っている。ただ、これらの思考力が身につくのには時間がかかる。つくのを待ってから英語を始めていたのでは遅すぎる。英語と国語の学習を併用して行っていくことが大切。」

この説明を聞き、自分の中でストンと納得できるものがあったので、まずは夏休みを利用して、英語の体験学習を1か月間受けることにしました。

英語を始めてみてどうなったか

公文の英語は、まず耳から英語を学ぶことを重要視しています。Eペンシルを使って、ネイティヴスピーカーの発音を聞き、それを真似て発音するということを繰り返します。詳しくは👇️を読んでくださいね。

www.kumon.ne.jp

息子が英語の体験を始める時は、あまり乗り気ではありませんでした。英語が嫌というわけではなく、英語が加わった分、公文での学習時間が延びるのが嫌だったそうです。なので、公文の先生とも連絡を取り合い、体験期間はまずは10分ほどの時間しか英語をやらないようにしました。

息子は英語と触れるのがまったくの初めてだったため、まずは☟のような単語のリスニングからスタートしました。

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公文の教室内に英語学習者用の小さな部屋があり、そこでみんなEペンシルを使ってリスニング練習をしています。公文では家庭学習を大事にしており、公文がある日以外は自宅でやる用のプリントがあります。(息子は土日野球を習っているので、日曜日の家庭学習はなしにしています)算数、国語に合わせて英語も家庭学習があり、先生がしるしをつけたページを親の前で発音します。わからなければ、都度Eペンシルで発音を確認します。

夏休み期間の体験が終わる時に息子に「続ける?どうする?」と聞くと、「あまりやりたくないわぁ。でも、どうせ小3とか小4で英語やらなあかんのやったら今続けとくわ」ということで、あまり乗り気でないものの夏休み明けから英語も入会しました。

1教科7,020円×3教科=21,060円!とっても痛い出費ですが、日頃仕事をしていると、息子の学習をみてあげられるだけの時間が 本当にとれないので、公文に助けてもらっています。

公文の英語を始めて半年が過ぎ、初めの頃と比べて少し難しくなってきました☟

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半年の間に、これだけ学びました☟ Bの②(黄色)が終われば、次はプリント学習が始まるそうです。

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始まりの時は渋々やっていたものの、半年も経つと英語にも少し慣れてきたようで、今では、算数・国語とあわせて英語も「楽しい!」と言っています。英語を始めた当初はなかなか言えなかった英単語も、今はスラスラと出てくるものが増えてきました。これからも、楽しみながら英語と触れあっていけたらいいなぁと思います。

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余談

お兄ちゃんがEペンシルを使っている姿を熱い視線で見る子が一人。そう、2歳になる妹です。色んなボタンがあって、しかも押すと音が出る。もう、Eペンシルに興味津々。で、お兄ちゃんに「電池なくなるやろ」と文句を言われながらもちょくちょく使っていたのですが、あまりに嬉しそうにしていたので、サンタクロースのプレゼントは☟にしました。

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アンパンマンのペンシルで絵をタッチすると、その名前が表出されます。アンパンマンの声やらバイキンマンの声やらでしゃべるので、とっても楽しいですよ。日本語と英語の2バージョンを選べるので、生き物や物の名前を遊びながら覚えられるし、「こんなキャラがいたんや・・・」と親も楽しめます。

で、このおしゃべり図鑑を買って初めて気づいたんですが、おしゃべり図鑑の発音に比べて、公文のEペンシルの発音はとてもクリアです。アンパンマンの方は、英語バージョンで聞くと私の英語力がさっぱりのためか、「何て言ったのか聞き取りにくい」ことがあるのですが、公文のEペンシルははっきり聞こえるので、発音練習には最適だと思います。

さすが、Eペンシルだけで約6,500円するだけはあるわ・・・。

やって良かったか公文式

長々と書いてきましたが、「やって良かったか公文式」の結論は、ズバリ「やって良かったよ!!」です。何より、息子自身が楽しみながら取り組めているのが一番嬉しいです。

☟は、車好きな息子のためにおじいちゃんが作ってくれたボードなんですが、

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これをひっくり返すとこんな感じ☟

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公文で、プリント学習でお直しがなかった時に100点シールを貼ってもらえるのですが、それがとても嬉しいらしく、100点シールをとった日には、プリントからシールをはがして、ボードに貼りなおしていました。シールの下の字は汚すぎて読めませんが、「ちょううれしい」とか「きょうもとったうれしい」とか書かれているので、100点シールをとった喜びをしたためているのでしょう(笑)可愛すぎるぞ、我が息子よ・・・。いつまで公文を続けるかはまだわかりませんが、息子が公文での学習を楽しんでいる間は続けたいなぁと思っています。

ここまで長々とお読みいただきありがとうございました♪少しでも公文について悩んでおられる方の参考になれば幸いです♪

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