子どもの描いた絵で『ファブリックパネル時計』を作ってみた
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どうも!二児のオカンのさかなつり子です。
さて、以前「子どもの描いた絵をTシャツにプリントしてみた」という記事をご紹介しました。
☟記事はこちら☟
今回は、子どもの描いた絵で『ファブリックパネル時計』を作ってみました。
☟完成形がこちら☟
☟実際に飾るとこんな感じ☟
(洗面台の上に置いています)
サイズは10×10㎝とコンパクトなので、どこにでも置けます。
ちなみにこれ、かかった費用は300円!
アイロンプリントペーパーや、その他必要な道具類がない場合はもう少しかかります!
必要な材料は、アイロンプリントペーパー以外はすべて100均で調達できます。
興味のある方はぜひ挑戦してみてくださいね♪
では、作り方をご紹介します。
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材料
〇手作り時計キット(セリア)
〇キャンバスオーナメント(セリア)
写真立てなどが並んでいるコーナーにあります。
サイズは10㎝×10㎝です。
〇MDF材(ダイソー)
〇布(セリア)
家に余っているはぎれでOKです。
ただし、布は白色で「綿100%」または「綿50%以上」の混紡素材のものを用意してください。
家になければ、セリアに☝のような布が売っています。
〇アイロンプリントペーパー
私は、前回のTシャツ作りで使用した分の残りを使いましたが、初めて購入される方は、はがきサイズもありますよ。
〇工作用ホッチキス(タッカー)
ない方は、ダイソーで300円で売っています。
〇木工用ボンド
〇ペンチ
〇プラスドライバー
〇紙やすり(セリア)
〇棒ヤスリ(ダイソー)
〇単3電池ひとつ
〇フェルト
フェルト以外でも代用OK。
〇イラストの素材
子どもの描いた絵以外にも、写真や無料素材などでもOK。
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作り方
①タッカーの針をとる
キャンバスオーナメントについているタッカーの針を、ペンチを使って抜いていきます。結構かたいので、怪我をしないように気をつけてくださいね!針が刺さっている木枠にペンチを食い込ませるようにすると取りやすいです。
針を全部取るとこんな感じ。
②木枠と板(MDF材)をくっつける
上記①の針が刺さっていた方の断面にボンドを塗ります。
板にくっつけます。
しっかりくっつくまで、一晩このまま放置します。
③木枠を削る
木枠と板がしっかりくっついたら、木枠が板よりはみ出していないか確認します。もしはみ出している箇所があれば、紙やすりでその部分を削ります。
④絵をパソコンに取り込む
子どもが描いた絵をスキャンしてパソコンに取り込みます。スキャナーがない場合は、セブンイレブンでスキャンできます(一枚30円)
私が今回使用した絵はこれ。
現在7歳になる息子が、小さい頃にらくがき帳に描いたお父さんの似顔絵。いい味出してますよね~。子どもが描いた絵を加工せずにそのまま活用する場合は、以下⑤は飛ばして⑥に進んで下さいね。
⑤子どもが描いた絵に一手間加える
この絵のままでもいいけれど、
悩み①:クレヨンで描いたため、絵の周りが少し汚れている。
悩み②:体が途中で切れている。
悩み③:色がついていない。
よし、これらを解決しよう!ということで、このソフトを使いました☟
私がイラストを描くときにいつも使用している無料のペイントソフトです。これを使えば、上記の悩みはすべて解決できます!
出来上がりがこれ☟
絵の周囲の汚れを消して、切れた体を付け足して、着色しました。このペイントソフトの使い方は、こちらの記事を参考にしてくださいね☟
⑥時計の文字盤を決める
今回使用させてもらったものはこちら☟
普通にダウンロードするとJPGファイルになってしまうので、私はこの画像を上記のペイントソフトに取り込んで、線画抽出→透過PNGファイルで保存して使用しました。文字盤の背景を透過にしておくと、後々様々な背景素材と組み合わせることができるので便利です。
⑦背景を決める
絵と文字盤だけでもいいのですが、今回は可愛らしい背景素材と組み合わせてみました。今回使用させてもらったものはこちら☟
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⑧素材を重ね合わせる
子どもの描いた絵、時計の文字盤、背景素材を重ね合わせ、データを保存します。
私はエクセル上で作成しました
さぁ、完成までもうひと頑張り!
次の工程の全体の流れはこんな感じ☟
⑨アイロンプリントペーパーに印刷する
インクジェットプリンタで左右反転印刷します。印刷後、30分ほど乾かします。
⑩印刷した絵を切り抜く
少し余白を残して、絵の周囲を切り抜きます。この時、角ばって切るとはがれやすくなるため、丸みを持たせて切り取ります。切り口がガタガタにならないように丁寧に切り抜いた方が、完成時の見栄えがよくなりますよ。
⑪アイロンで布にくっつける
アイロン台は柔らかいため、密着性が弱まるので使用不可です。
私はダイニングテーブルの上でしました
まず、新聞紙を15枚ほど重ねて広げます。そして、上記⑩で切り抜いた絵を布の上に置き、高温に熱したアイロンに体重をかけながら転写します。
プリントペーパーの台紙をゆっくりはがすと、布に絵が転写されます。
仕上紙を置いて再度アイロンをかけます。
出来上がりました♪
よく見ると、布と転写した部分の境目がわかりますよね。アイロンプリントペーパーの説明では、「イラストの余白を5㎜ほど残して切り取る」と書かれていますが、5㎜で切ると、完成したファブリックパネルを正面から見た時に、この境目が見えてしまう可能性があります。なので、アイロンプリントペーパーを切り抜く際に、今回はだいぶ余白をとっています。余白を十分とることで境目は裏面に隠れるので、完成時の仕上がりが綺麗になります。
⑫布を16×16センチに切る
工程⑪の前でも後でもどちらでも大丈夫です。布をタッカーで留める際に、余分な布があると邪魔なので、切っておきます。
⑬穴をあける
時計キットを差し込むために、板に9㎜の穴をあけます。まず中心点を決めて、プラスのドライバーでグリグリと穴をあけます。
次に、棒ヤスリを突っ込んで、穴の大きさが9㎜になるまでひたすら削ります。
5分ほどグリグリ削っていると、ようやく9㎜達成!
(鉛筆で書いた線は消します)
布にも時計キットを差し込むための穴をあけてくださいね。布の穴は、カッターナイフでバッテンに切るだけで大丈夫です。
⑭時計キットに電池を入れる
単3電池を一つ入れます。
⑮時計キットの裏面にフェルトを貼る
ムーブメントの上部に壁掛け用のフックがついているため、ムーブメントを工程②で作った木枠にはめ込むと、フックが木枠にあたり、ムーブメントが少し斜めになってしまいます。ムーブメントを真っすぐはめ込むために、下記の矢印で示した辺りに、6枚に重ねたフェルトを貼り付けます。(一枚一枚、両面テープでくっつけてくださいね)フェルトがなくても、余った布を折りたたんだものでも代用できます。どれくらいの厚みならムーブメントが真っすぐになるかを見ながら、適宜調整してください。
⑯木枠に時計キットをはめ込む
ムーブメント→ゴムパッキン→木枠→布→ワッシャー→ナットの順にはめ込みます。時針、分針、丸パーツはまだはめずに置いといてください。
布をはさむ位置に注意です!
ちなみに私は間違えました…(ToT)
木枠→ワッシャー→ナット→布の順番ではめてしまいました。
なので、完成品を横から見ると、布の切りこみが見えています(涙)
正しい順番で作れば、布の切りこみは隠れますよ
⑰タッカーで留める
いよいよラストスパートです!工程②で作ったボードと布をタッカーで留めていきます。全工程の中で、慣れていないと一番手こずる作業かもしれません。かくいう私も、ファブリックパネル作りは今回が2回目。へたくそです(涙)なので、留め方はこちらのサイトを参考にしてください!
⑱時針・分針をはめる
時針→分針→丸パーツの順番ではめます。時刻をあわせます。
⑲完成!
とってもかわいく仕上がりました!満足満足♪
がしかし・・・
実は・・・
ファブリックパネル時計をひっくり返すと・・・
うーーーん、雑。。。
布のたゆみがある。
角処理の仕方が汚い。
納得いかない・・・。
また時間ができたら、再トライします!!リベンジだ!!!
皆さんもぜひ「世界に一つだけのファブリックパネル時計」を作ってみてくださいね♪
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